Apacheの公式サイトには、Apache2.2.0のWindows向けバイナリがありません。
ver2.2.0のリリースは 2005年12月2日 ですから、
もうだいぶ経っているのですけれど 2006年3月31日現在まだ存在しません。
提供されているソースを自分でコンパイルすることさえできれば、
「まったく使う方法がない」というわけではありませんが、
Apacheのコンパイル方法は少々ややこしいので一筋縄ではいきません。
新しもの好きな一部のWindowsハッカーにとって
「指をくわえてみているしかない」という状態です。
実をいうと、普段から Visual Cを愛用しているオイラにとってでさえ
Apache2のコンパイルはそんなにカンタンではありませんでした。
Linuxの利用経験がなかったら多分ヤヴァかったです...
その辺を踏まえてここでApacheのコンパイル方法について、
エラそうに講釈をたれておきたいと思います。
no-ssl版コンパイルの難易度はコンパイラさえ用意できれば
中学生でもカンタンにできそうなくらいのレベルです。
コンパイラを手にいれたばかりの人でも
安心して挑戦してみてください。
結論を書くとDOS窓でたった1行打ち込むだけです。
たった1行でコンパイルも配置も終わるんです。
> nmake -f MakeFile.win installr INSTDIR="C:\Program Files\Apache Group\Apache2"
これだけのことが何故難しいとされているかについては
最後のほうで語りたいと思います。
つか、内容多いので途中でええかげん
「ごっつめんどいな…」という雰囲気は感じてもらえると思いますけれど(^^;
作業をすすめるにあたって最低限必要なモノが3つあります。
- コンパイラ( Visual Studio .NET 2005 など )
- ソース( httpd-2.2.0-win32-src-rev2.zip を解凍してできるファイル群)
- AWK Toolkit ( awk95.exe だけでよし )
コンパイラは VC++5以降であれば VC++.NET でも問題ないようです。
正確には、コンパイラは nmake.exe に対応していればなんでもよく、
Visual C++ でなくても良いようです。
オイラが実験してみた限りでは、
nmake.exe は .NET Framework 2.0 SDK ( 無料 )に付属するモノで十分です。
ドットネットだけだとヘッダファイルが足りないようなので、
Platform SDK で足りないヘッダファイルを補ってやる必要があります。
つか、英語の説明だけで問題ないなら Platform SDKのみでもいけます。
ソースは Apache の本家サイトにおいてあります。
ファイル名を見て分かるとおり、Windows専用です。
バイナリはないけれど、ソースはちゃんと用意してくれてるわけです。
この辺のスタンスが微妙な融和策な気がしてならないわけですけれどw
Windows用のソースには、ApacheMonitorのコードが含まれています。
ApocheMonitorは意外に重宝するので入れておいて損はないはず…。
AWK Toolkit については、何も考えずに awk95.exe を落としてきます。
落としてきた awk95.exe のファイル名を awk.exe に変えたら、
パスの通ったフォルダへ放り込んでおきます。
「パスの通ったフォルダ」という表現が分からなければ…あとで説明します。
なお、英語でよければ本家サイトに一応説明あるので参考にしてください。
http://httpd.apache.org/docs/2.2/platform/win_compiling.html
さて、ソースとコンパイラ一式がそろいました。
いよいよコンパイル作業なのですが、
やっぱりまだちょっと準備です...orz
まずはDOS窓、コマンドプロンプトを立ち上げます。
立ち上げるDOS窓ですが、普通のじゃダメです。
厳密にはダメじゃないんですが、面倒なので別のを使います。
コンパイラをインストールすると、”Visual Studioコマンドプロンプト”か
”SDKコマンドプロンプト”というものがスタートメニューに登録されます。
VisualStudioのDOS窓があればそちらを使ってください。
SDKのDOS窓しかなければソレでもいいです。
コンパイラのDOS窓は普通のモノとは少し違います。
> path
とか打ってみると普通にDOS窓を立ち上げたときよりも
環境変数にたくさんの情報が入っていることがわかります。
そのためのツールなんですから当然ですけれどw
先ほど「awk.exe をパスの通ったフォルダに入れる」
というのがわからなくて放置した人は、
DOS窓に「path」と打ち込んで Enter を押してください。
セミコロンで区切られた「フォルダ名」が大量に表示されるはずです。
表示されているのが「パスの通ったフォルダ」ですので、
awk.exe はそのどれかに放り込む(貼り付ける)ことになります。
一般的にはコンパイラと同じフォルダ( ~\bin )か
システムフォルダ( %SYSTEMROOT%\System32 )に入れることが多いです。
裏技として実行前に以下の一文を打ち込むというテもあります。
> path=awk.exeを入れたフォルダのパス;%path%
パスの設定ができればめでたく準備完了です。
おもむろに例の一文を叩き込みます。
> nmake -f MakeFile.win installr INSTDIR="C:\Program Files\Apache Group\Apache2"
このコマンドだけでコンパイルとインストールを完了させることができます。
いつかは提供されるであろう msi インストーラファイルと似たような効果があります。
スタートアップへの登録は自分でやらなくてはいけませんが、
コンパイルだけしてくれる _apacher オプションよりは親切な仕様ですね。
途中からなんだかわけがわからんようになってしまいました。
やっぱり現物(バイナリ)を公開する方がはやいんですかね…。
ライセンス規約をもう一度よく読んでみたところ、
Apacheのソースをコンパイルして配布する行為は、
「原則としてなんの問題もない」らしいです。
( 参考:Apacheライセンス⇒ 翻訳文・原文 )
http://httpd.apache.org/docs/2.2/license.html
http://www.excite.co.jp/world/english/web/body/?wb_dis=3&wb_url=http%3A%2F%2Fhttpd.apache.org%2Fdocs%2F2.2%2Flicense.html&wb_lp=ENJA
もし配布するならブログでなくてHPでやると思われます。
SSL対応版に需要があればイミあるんですけどねぇ…。
オイラにとって桃子は「癒し」のような存在なんだと思います。誤解を恐れずに書けば「愛玩動物」みたいなカンジで接してるのかもしれません。(※オイラが人をペットのように扱うのは、最低限相手のことをある程度尊敬できる場合に限られます。)
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