外は雨が降っている。
なんとなくアタマ痛い...orz
もうあとすこし、2010年には地上波アナログ放送が終わる。
昨日B-CASについてちょっと書いたけれど、
B-CAS方式について見直し案が出ているらしい。
見直し理由は、
単純なコスト面の問題と暗号技術の脆弱性の問題だとか。
B-CASによるDRM(=コンテンツ保護)は、
実はあんまり意味がないことが知られている。
ハロプロ関連のろだには拡張子.rsのファイルがよくあがっている。
拡張子.tsはMPEG2/TransportStreamを表すもので、
要するに放送波を復調して暗号化解除しただけの生データだ。
技術的な問題でノイズやゴーストが出やすいアナログ波にくらべ、
デジタル放送の生データにはゴミが入る要素が少ない・・・
つまり、アナログよりデジタルの方がキレイな動画になる可能性が高い。
拡張子.tsがろだにあがるようになったのは、最近じゃない。
もう何年も前から・・・デジタル試験放送の開始時からある話だ。
地上波デジタル放送の放送波を暗号化が始まったのは
それから少しあとだけど、あの時もそれほど時間はかからなかった気がする。
デジタル放送は放送波自体が暗号化されている。
しかし、その暗号化はすぐに解除できてしまうほど脆弱なので、
実際問題あまり意味をなしていない・・・そういうこと。
デジタルテレビチューナーが高い理由は、
構成部品の部品点数が原因らしい。
シャープの商品情報サイトでこんな資料を見つけた。
液晶TVに使われているシャープ製ICの型番表みたいなものだ。
『うちは液晶パネルだけじゃないぜ』とアピるための営業文書だろうかw
コイツをよく見るとデジタルテレビチューナーとして使える部品の型番が載っている。
これとか。
軽くデータシート捜索を試みたけれど、
コイツのデータシートは出回っていないようだ。
他のシャープ製品、液晶パネルとかなら
アメリカ会社のサイトに転がってる場合があるんだけどね。。。
デジタルテレビ放送を受像する仕組みは次のとおり。
- 電波を受信する
- 放送電波を復調してデータを得る
- DRM暗号を複合化してMPEG2TSデータを得る
- MPEG2をデコードしてRGB画像と音声データを得る
- 画面とスピーカーに出力する
アナログ放送にくらべて工程が多くなっているのが特徴。
デジタル放送は暗号化されているから複合化が必須だし、
MPEG2エンコードされてるからデコードが不可欠になる。
アナログなら復調した信号をそのまま増幅して出力できるんだけどね。
(注:最近のアナログテレビは出力前にNRや3DGRの処理を入れてる)
電波の受信だけなら従来のUHFアンテナを流用できるんだけど、
増えた工程の分だけ部品点数が多くなってしまう。
チューナーって基本、ものすごい高周波を扱う機器だから、
一体化してコストを抑えにいくのも難しいらしいのよね。。。
B-CASカードを入れるためのカードスロットや、
暗号化解除のためのロジック組込み。
デジタルチューナーがあんまり安くならない要因は、
これらを実装するためのコストが大きいからなんだそうな。
電子部品ってのは、たくさん作れば安く作れる。
ああゆうものは基本的にマシーンで作るから、
製造作業の大半はマシーンのセットアップと出荷の段取りなわけ。
チマチマと数100個のオーダーを受けるより、
数百万個のオーダーを長納期でこなすほうが簡単。
パソコン用メモリとか、人気の型が安く手に入る傾向があるけど、
あれはそういう背景によるものなんだとか。
日本国内のデジタルチューナー普及率は50%なわけで、
2011年までにはほとんどの家庭でデジタルチューナーを入れるわけで・・・。
わざと今の技術で確定させて、
総務省の予算で30%分くらいの部品を先行発注しちゃうのも1つのテかもしんない。
その条件なら材料費全部で2kくらいに抑えられそうな気がする。
もちろん発注先メーカーは入札で決めて1社に固定する。
2012年までの間、4000円以下のチューナーとして販売することを条件に、
総務省⇒チューナメーカー各社のルートを確立させればアレだ。
短期決戦でB-CAS付けたまま、
価格破壊クラスの格安モデルを市場流通させるには、
そういうハゲしくギリギリなプランもありかもしれん。
(↑独占禁止法ギリギリの緊急政策だと思うw)
あ~、やっぱちょっとアタマ痛いわ~。
早めに寝ることにしよう。

コメントする